骨粗鬆症(こつそしょうしょう)性脊椎圧迫骨折

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正常の骨の構造

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骨粗鬆症

骨粗鬆症は、骨量が減り、構造が劣化して骨がもろくなり、その結果骨折を起こしやすい状態になる骨の疾患です。
骨量は年齢とともに減少するため、高齢者やホルモンバランスの関係で閉経後の女性に多く見られます。また、薬物による副作用で起こることもあります。進行すると背中や腰が丸くなったり、身長が縮んだり、腰背部痛が出たりします。
骨折は脊椎(特に胸椎と腰椎の移行部)や大腿骨頚部だいたいこつけいぶ、前腕(手首の近く)などに多く見られます。

原因

多くは尻もちをついた衝撃で発症しますが、時には自然に骨折している場合やお辞儀などの日常の生活動作で発症することもあります。

自覚症状

  • 腰痛

骨折によって腰痛が出現しますが、痛みの程度は人によって違いがあります。

  • 遅発性麻痺(骨折後しばらくしてから出現する麻痺)

治療をしても骨のつきが悪かったり、さらに椎体が押し潰れたりすると、痛みや神経症状を起こすことがあります。
麻痺の出現は骨折してから数ヵ月後ということが多いため、遅発性麻痺といわれます。

治療

通常はコルセット装着などの保存療法が行われます。
受傷後に月日が経過してから麻痺などの症状が出てくることがあり、その場合は手術によって除圧や固定を行います。