脊椎疾患の主な症状には、骨や椎間板そのものの痛みと、神経の圧迫による痛みやしびれ、麻痺などの神経症状があります。
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病気の診断は、自覚症状、エックス線や画像診断、脊髄造影等の検査、反射試験等の検査をあわせて行います。脊椎疾患による症状は、内臓などの疾患の症状と重なる部分が多々あります。自己判断せずに、必ず医師の診察を受けて下さい。
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腰痛
腰痛は最も多い自覚症状です。その約4割は、加齢や過度の運動などによって骨や椎間板が変性/変形しているところへ、さらに負担のかかる姿勢や動作をすることで生じるとされています。このような腰痛は1〜2週間程度で軽快することがほとんどです。
痛みが強い場合や、痛みの他にしびれや麻痺などの症状がある場合は、専門的な治療の対象となります。
神経症状
障害されている脊椎の部位によって、出現する症状がある程度わかっています。(表1)
しかし、部位が同じでも、神経の圧迫の程度によって、手足のしびれから完全な麻痺に至るまで症状の程度に違いがあります。特に、次のような脊髄症状が見られる場合は、早急に治療が必要となります。
脊髄麻痺
脊髄が完全または部分的に機能しなくなる状態です。体の各部からの情報を脳に伝えることができなくなり、また、脳からの指令を体の各部に伝えることもできなくなります。
つまり機能しなくなった脊髄のレベルから先(末梢)の部分の運動や感覚が失われてしまいます。
例えば頸髄で脊髄麻痺がおこると、首から下の部分(体幹、四肢など)を自分の意思で動かすことができなくなり、感覚もなくなります。さらに呼吸や排泄のコントロールもできなくなります。
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